リモートワークに切り替わってから、腰の重さや肩こりに悩まされていませんか。実は私も、最初はダイニングチェアで仕事をしていたのですが、数週間で体が悲鳴を上げました。仕事のパフォーマンスは、座っている環境に直結します。そこで投資すべきなのが、人間工学に基づいて設計されたエルゴノミクスチェアです。この記事では、あなたの体を支える最高の相棒を見つけるための基準を紹介します。これを読めば、もう毎日のデスクワークが苦行ではなくなるはずです。
自宅の椅子が戦える椅子かチェックする
まずは今使っている椅子を客観的に見つめ直してみましょう。エルゴノミクスチェアの最大の特徴は、背骨の自然なS字カーブを維持し、体重を分散させてくれる点にあります。普通の椅子は短時間の食事や休息には向いていますが、8時間以上の集中作業を想定していません。
もし、座っているときに無意識に猫背になっていたり、頻繁に座り直したりしているなら、それは椅子があなたの体に合っていない証拠です。戦場とも言えるデスク環境において、椅子は最も重要な装備品。ここを整えるだけで、集中力の持続時間が劇的に変わります。まずは、自分の姿勢が崩れていないか、鏡で見たり写真に撮ったりして確認することから始めましょう。
自分の体格に合うか数値で見る
椅子選びで失敗しないコツは、なんとなく座り心地がいいという感覚だけでなく、数値で判断することです。特にチェックすべきは座面の高さと奥行きです。理想は、足の裏全体がしっかりと床につき、膝の角度が90度になる高さ。これが保てないと、太ももの裏が圧迫されて血行が悪くなり、むくみや疲れの原因になります。
また、ランバーサポートと呼ばれる腰を支えるクッションの有無も重要です。これが背骨を正しい位置に固定してくれるため、長時間の作業でも腰痛が起きにくくなります。さらに、アームレスト(肘置き)も忘れずにチェックしてください。キーボードを打つときに肘を支えられると、腕の重さが分散されて肩こりが驚くほど軽減されます。自分の身長やデスクの高さに合わせ、上下左右に細かく調整できる4Dアームレスト付きのモデルが特におすすめです。
高機能チェアは値段が高いと感じたら
エルゴノミクスチェアは、10万円を超えるものも珍しくありません。形から入りたいけれど、いきなりその金額を出すのは勇気がいりますよね。そんなときは、最新のサブスクリプションサービスを活用するのも一つの手です。
例えば、月額数千円で高級チェアをレンタルし、自宅の環境で数ヶ月試してから購入を検討できるサービスも増えています。店舗での試座も大切ですが、本当に体が楽になるかどうかは、実際に1日しっかり座ってみないと分かりません。また、素材選びも重要です。通気性に優れたメッシュ素材なら夏場でも蒸れにくく、ファブリック素材なら肌触りが良く落ち着いた雰囲気になります。自分の部屋のインテリアや、作業スタイルに合わせて、賢く選択肢を広げてみましょう。
床とキャスターの相性を確認する
最後に見落としがちなのが、椅子の足元、つまりキャスターの素材です。実は床の材質によって、最適なキャスターは異なります。賃貸物件で一般的なフローリングであれば、適度な柔らかさがあるウレタン製キャスターを選びましょう。硬いナイロン製だと床に傷がつく原因になります。
逆にカーペットの上で使用する場合は、滑りの良いナイロン製が向いています。もし、気に入った椅子のキャスターが床に合わない場合は、デスクの下にチェアマットを敷くことで解決できます。椅子単体だけでなく、足元までのトータルコーディネートを考えるのがガジェット好きの楽しみ方。まずは今日、自宅の椅子の座面高を測り、理想の数値とどれくらいズレているか確認してみてください。自分への最高の投資は、毎日座る椅子から始まります。